導入:その「スピード売却」、代償が高すぎませんか?
「近所に知られずに売りたい」 「売った後にクレーム(契約不適合責任)が来るのが怖い」 「とにかく早く現金化したい」
不動産の売却を検討する際、不動産会社による「直接買取」は非常に魅力的な選択肢に見えます。仲介手数料もかからず、面倒な手続きも最小限。 しかし、その「便利さ」の対価として、あなたがどれだけの現金を手放しているか、計算したことはあるでしょうか?
私たちは、安易な業者買取による「相対取引(あいたいとりひき)」で、売主様が大きな機会損失を被っている現状を非常にもったいないと感じています。
なぜ、不動産会社の買取は安くなるのか?
不動産会社は、買い取った物件をそのまま持っているわけではありません。 リフォームを行い、利益を乗せて、再び市場(エンドユーザー)に売却します。つまり、買取価格は以下のような計算式で弾き出されます。
買取価格 = 市場相場価格 -(リノベーション費用 + 会社の利益 + 販売経費 + リスクヘッジ費)
当然、会社として利益を出さなければならないため、市場価格の7割〜8割程度まで価格を下げざるを得ません。 例えば、市場で3,000万円で売れるポテンシャルがあるマンションでも、買取となれば2,000万円前後になってしまうことも珍しくないのです。
「相対取引」の罠と、数百万円の機会損失
不動産会社との1対1の取引(相対取引)では、情報の非対称性が生まれます。プロである買主(業者)と、アマチュアである売主。この構造では、どうしても「業者が損をしない価格(=売主が損をする価格)」でまとまりがちです。
ここで考えてみてください。 「瑕疵担保免責(売却後の責任免除)」や「スピード」のために、500万円、あるいは1000万円を諦める価値は本当にあるでしょうか?
その数百万円があれば、新居のグレードを上げたり、将来の投資に回したりできるはずです。 「古いから」「汚いから」と弱気になり、プロに安く引き取ってもらう必要はないのです。
第3の選択肢:「現状のまま」エンドユーザーへ届ける
私たちは、「業者買取」か「ピカピカにして仲介」か、の二択しかない現状を変えたいと考えています。
実は今、「リノベーションされていない、ありのままの物件」を探している個人のお客様(エンドユーザー)が増えています。 彼らは、自分好みの空間(Create a living space you love)を作るための「素材」としてのマンションを求めています。
この層に向けて売却することで、以下の図式が成立します。
- 売主様のメリット: 業者利益分が引かれないため、買取よりも高く売れる(市場価格に近い価格)。
- 買主様のメリット: リノベ済みの物件を買うよりも総額を抑えられ、かつ自分好みにできる。
- 「責任」の問題もクリア: 「素材」としての売却であるため、設備が古いことや傷があることは前提条件となります。双方合意の上で、免責条件に近い形での契約を結ぶことも、私たちの仲介であれば可能です。
まとめ:プロに安く渡すより、愛してくれる人へ適正価格で。
不動産会社が間に入り、ダサいリノベーションをして価格を吊り上げるくらいなら、「そのまま」を求めている人に、適正な価格で直接バトンを渡すべきです。
安易な「買取」を選ぶ前に、一度立ち止まってください。 あなたの物件には、業者が提示する金額以上の価値(ポテンシャル)が必ずあります。
私たちは、売主様の最大の利益(機会損失の回避)と、買主様の創造性を繋ぐ、フェアな取引をお手伝いします。
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